今回の展示は会場が海の側、という事で「港」という名前を掲げつつ、
ずっと構想として心の中に在った、
「天の川を渡る船の話」の挿絵という位置付けになります。
この話は絵本では無くて、海外のファンタジー小説の中に組み込まれた、
一場面を切り貼りして提示したような絵達です。
おそらく、今回で完結はしないでしょう。
なので、「物語序盤の挿絵」や、「第1部の挿絵」と思って観て貰えるといいなと思います。
続きも少しずつ描き貯めて、
また海の側で展示が出来る時にでも発表できたら、と思っています。
どうしても、海の側で封切りしたかった絵達なので、
外の雰囲気と合わせて楽しんで貰えると嬉しいです。
今回の色は、僕らしい色合いに戻りました。
濁りの無い、澄んだ色。
元々、宝石の持つ「光」の色を理想とする身なので、
やっと帰って来れたなあ、という気持ちで一杯です。
僕にはやはり、艶やかな輝く色の方が、性に合っている様ですから。
では、後は実物をお楽しみに。
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